教室紹介

山梨大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科 紹介

 山梨大学医学部血液・腫瘍内科は2004年(平成16年)10月に新たに開設された生まれたての教室です.当初は診療科としてスタートしましたが、2008年4月には診療科から講座になり、名称も血液内科から血液・腫瘍内科に変更になりました.教室員も開設当時はわずか4名でしたが、2008年6月現在、9名に増え、教室の中もしだいに活気が出てきました.患者数も外来・入院ともに年々増加しています.病床数も7床から14床に増加し、うち無菌室も1床から4床に増えました.周囲の医療施設からの信頼も確かなものになっていることを肌で感じています.研究はまだ満足できるレベルまでには達していませんが、2007年の第49回米国血液学会では初めて口演(採択率16%)で発表することができました.

 血液学領域は、医学の中でも基礎研究と臨床との接点が特に大きいという特徴があります.血液疾患においては、疾患を分子レベルで理解するのみでなく、その分子レベルの異常を標的とした治療法が続々と開発され、それが臨床の場に大いに還元されています.私たちは山梨県の血液疾患治療の拠点として世界の先端の治療を取り入れ、それを日常の診療に活かしていくことを使命と考えています.また大学の教室として、新しい知見を取り入れるのみでなく、自らがそれを世界に発信しなければなりません.臨床試験への積極的な参加や研究活動も重要な仕事であると考え、世界レベルで通用する質の高い研究を行い、国際学会での発表や一流誌への研究報告を目標に日夜努力しています.

 当教室は学生教育も高い評価を受けています.系統講義、臨床実習を通して血液内科学の魅力を伝えていますが、将来の医療を担う人材の育成こそが今の社会に求められている重要な課題だと考えているからです.

 最後になりましたが、このホームページを読んで伝統がないことに不安を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、教室員は今までの伝統を守ることよりも自分たちの力で教室の伝統を作り上げて行くことにやりがいとすばらしさを感じながら毎日の診療に従事しています.スタッフミーティングでは立場を超えてお互いに自分の意見が自由に言える、そんなアットホームな雰囲気があるのも私たちの教室の自慢です.このホームページでは教室員の自己紹介だけでなく、学生や研修医の血液・腫瘍内科に関する感想文も掲載しています.ぜひご覧になって教室の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです.

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